肩こりは「日本人の国民病」と言われるほど多くの人が抱えている症状ですが、よっぽどひどい症状を起こさない限り肩こりを重く考える方は少ないのではないでしょうか。
しかし、肩こりは様々な症状を引き起こす要因となってしまう怖いものです。
こちらでは、肩こりを放置することで起こり得る症状をご紹介します。
頭痛
頭痛に悩まされている方は肩こりが原因かもしれません。肩こりによって肩回りの筋肉が固くなって頭への血流が悪くなり頭痛へと変わっていきます。
慢性頭痛の中で最も多いものが「緊張型頭痛」です。
後頭部から首筋にかけて痛くなったり、身体がだるい、めまいがすることもあります。首筋や肩に違和感や痛みが出た後に起こる頭痛は、肩こりが原因となっているかもしれません。
腕が上がらない
腕が上がらなくなる四十肩・五十肩は、最近では若者の間でも増加してきています。
原因の一つとして、スマートフォン・タブレットを使用することで起こる肩こりがあります。
長時間同じ姿勢で使用することで、肩を動かす機会が減り、肩回りの筋肉が固まり、肩関節に炎症を起こしてしまい、この状態が悪化してくると四十肩・五十肩に変わってきます。
悪化させないためにも、適度に肩回りを動かし、長時間のスマートフォン・タブレットの使用を避けることも必要です。
内臓の不調
肩こりによる、筋緊張・血行不良などが原因で内臓系にも不調が出ることをご存じですか。慢性化が続くと、血流が悪くなりO2・CO2などの運搬・排出が困難になります。
体内に老廃物が溜まり排出するために消化器系が働きます。しかし血流が悪くなっていることで処理ができず、その結果負担ばかりが大きくなり内臓機能が低下し悪循環が生まれます。
肩こりを慢性化させないためにも、内臓機能を低下させないためにも、適度な運動が必要です。
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