
一度は皆さんが耳にしたことがあるであろう「坐骨神経痛」。
実は坐骨神経痛とは病気の名前ではなく、痛みやしびれ、感覚が鈍くなる症状のことです。
坐骨神経とは、お尻から足にかけて繋がる神経のことを言います。
神経を何らかの影響で圧迫したり損傷して坐骨神経痛という症状がでてきます。
坐骨神経痛の原因

坐骨神経痛の原因は生活習慣にあるといわれています。
日常生活や仕事で重い物を持ったり、日頃から背中が丸くなっているなど姿勢の悪さ、年齢と共に体重が増えたり、筋力低下したりすることが痛みの原因になります。
また、ヘルニアや狭窄症・分離症の方も神経を圧迫損傷され、症状を引き起こすことがあります。
坐骨神経痛の治療では原因、疾患にかかわらずまずは、症状を和らげる事を目標とします。
当院では坐骨神経痛に対して即効性のある特殊電気治療器を使い、手技では届かない深部の筋肉や神経を治療することが可能です。
また手技治療や骨格調整、運動指導を行うことにより根本治療を目指していきます。
坐骨神経痛4つの予防
・正しい姿勢を保つ
畳や床に座る時、正座を崩す横座りや、足を両側に崩す座り方、両膝を立てて座る体育座りも避けましょう。イスに腰掛ける時は、足を組まずに左右のお尻に体重が均等にかかるように座りましょう。
・冷えを防ぐ
発症する原因の一つとして、腰や下半身の冷えがあります。夏でも靴下を履くなどの保温を心がけ、日常的に冷やさないようにしましょう。
また、直接冷房の風を当てずに布一枚をかけるなどして過ごすようにしましょう。
・肥満に注意
体重の増加は腰に負担がかかります。食事に気をつけて、適度に運動をするように心がけましょう!!肥満気味の方、明らかに肥満の方は特に要注意です。
・ストレッチを行う(筋肉のこわばりをなくす)
腰回りお尻回りの筋肉が硬くなっていることが多く、無理のない程度のストレッチが効果的です。しかし、急性の症状が激しい時や患部が熱を持ち炎症を起こしているような場合は安静にしてください。
ちなみにお風呂上りなど血行がよく、身体の筋肉がほぐれている時にストレッチをすると効果的です。
上記のことに気をつけることで予防はできます。
もし痛みがあるようでしたらぜひ一度当院までご相談下さい。
いつでもお待ちしております。